どうしてだろう?私にはハゲた男性からしかお見合い申し込みが来ない。
「きっとこの低スペック女なら、薄毛の自分でも受け入れてもらえる」とか思われているのかな…。
そんな妄想に囚われて先が見えなくなっている婚活女子のみなさん。
ひとくくりにハゲた男性と言っても十人十色ですよ。
あなたの妄想通りの人もいれば、プロフィールを見て素直に「いいかも」と思ってくれた男性だっているんです。
結婚相手に求める条件に合っているのであれば、ハゲは対象外などと言い切ってしまわずに、まずは会ってみませんか?
判断するのはその後でも遅くありません。
ハゲの男性を結婚対象外にするのは自分の評価を下げたくないから
婚活女子
ハゲた男性は受け付けない!と言っている女性の本音はおそらくこれなのでしょう。
ハゲた男性を傍らに置いているだけで、自分もあざ笑われているような気分になってしまうのです。
たとえば、相手がそれなりの資産を持っている経営者であったり医師であった場合は、ハゲが最重要事項になることはありません。
なぜなら、金持ちの経営者、医師という肩書きはそれだけで周りに自慢できる職業だからです。
重ねてこれだけのスペックを持った男性なら、自分のハゲのことなどまったく気にとめないばかりか、ハゲを生かしてさらに自分を魅力的に変えようという考えが働くでしょう。
その結果、周りがハゲだけをピックアップすることはなくなります。
こういう男性を見事ゲットした女性は幸せでしょうね。
周りからなにを言われても、
婚活女子
と全部肯定的に捉えることができるのですから。
しかし、世の中の婚活ハゲ男性は、ごく普通の職業に就いている人が大半です。
「ハゲていてもハイスペックな男性ならOK」
妥協案のようにくれぐれもこんなことは口にしないでください。
ハイスペックな時点で、ハゲていようがフサフサであろうが早い段階で人のものになってしまっています。
あなたが向き合うのはあくまでも、ごくごく標準的な生活水準の薄毛男性なのです。
はげの男性を結婚対象外にするのは非常にもったいない
先ほども申しました通り、ハゲているだけで対象外にするのではなく、これもなにかの縁ですから思いきって会ってみましょう。
若くして薄毛になってしまった男性は、どこか卑屈になってしまっていたり、自分に自信がなくてオドオドしていたりという傾向があります。
しかし、そんな自分にどこかで折り合いを付けて婚活の現場に立っているのです。
それは、「こんな自分は嫌だ」と感じている一方で、己の人生をよりよくできるのは自分以外にないということを、意識的にであれ無意識的にであれ知っているからなのでしょう。
あなたに好感を持ってお見合いを申し込んできたということは、あなたのプロフィールや顔写真を見て「明るい未来」につながるんじゃないかな?という希望を持ったからにほかなりません。
婚活女子
リリー
婚活女子
リリー
婚活女子
リリー
頭では分かっているけれど…
大切なのは中身。
みんな頭の中では分かっているのです。
しかし実際に自分が薄毛の男性と対峙したときに、果たしてそれを一切抜きにして判断出来るか?と言われたら、おそらく難しいのではないかと思います。
残念ながら、人間は外見にその人の特徴がすべて表れてしまっていると言われています。
メンタリストDaiGoの『ポジティブ・チェンジ』(日本文芸社)にこのようなことが書かれています。
心理学者、マシュー・ハーテンステイン(デポー大学心理学部准教授)の『卒アル写真で将来はわかる』(文藝春秋)で紹介されている、子どもを相手にした実験があります。ゲームの中に船が現れて、その船に船乗りが1人ずつ乗っている。船乗りの顔はそれぞれ大統領選の候補者の写真になっています。ここで、「どちらの船に乗るか」を選ばせると、子どもは70パーセントの確立で当選する方の候補を選んだというのです。いかに、外見が人の判断にとって重要な意味を持っているかがわかります。
就職面接で誰もが同じような内容のことを言う中で、面接官が直感的に採否を決定できるのも、結局は外見にほかの学生とは違ったものを感じたということらしいです。
これを薄毛の男性に当てはめれば、一言に「ハゲ」と言っても、多様性があることに気付くはずです。
- ハゲを放置しファッションセンスも悪く全体的に受け身で頼りがいがないタイプ
- ハゲを隠そうと努力しているがうまく行かずに自信がなさげなタイプ
- ハゲていることを受け入れ、どうすれば自分をよりよく見せることができるか分かっているスタイリッシュなタイプ
- 自分は内面が充実しているからハゲていることなんてどうでもいいという楽天的な自信家タイプ
婚活女性が見極めるべきは、3、もしくは4のタイプの男性です。
自分を幸せにするためにはどうすればいいか?を真剣に考え努力していることがうかがえます。
より良い生きかたのために頭を使い、模索する。
それができる人は、きっと他人に対しても良い影響を与えることができます。
はっきり言ってしまうと、1の男性は自己中心的、2の男性は自意識過剰で自分が一番可愛いタイプです。
【男性1】:ハゲてしまったのは自分が悪いんじゃない。父親も祖父も薄かったんだからすべては遺伝のせいだ。会社のストレスも抜け毛を誘発したんだ。会社も悪い!オレは被害者だ。え?服のセンスが悪いって?お袋が買ってきてくれたんだよ。なんだよ、服なんてきれりゃあなんだっていいだろ。浮かれてんじゃねえよ。まったく…こんな可哀想なオレに、あんたは何を与えてくれる?
【男性2】:みんながオレの髪型を気にしている。オレだって好きでハゲたわけじゃないのに。朝はいつも1時間かけてへアセットしているけど、ちゃんと頭皮隠れているかな…。心配だな。
あれ?あの女性、こっちみて笑ってなかったか?もしかしたらオレの頭をバカにしてるんじゃ…?
彼らの幸せとは、自分が誰からも傷付けられずプライドを保っていられることに終始していますから、他人の幸せなんてどうでもいいのです。
全部自分。自分、自分、自分です。
人間には選ぶ権利があります。
ぜひとも自分の直感力を信じ、あなたを幸せにしてくれそうな相手を見つけてください。
1、2のような男性にはくれぐれもご注意を。