あなたの思い描く結婚とは、どんなものですか?
愛する旦那さんのためにお料理お洗濯、掃除もてきぱきこなして、子供ができたら優しいお母さんになりたいなぁ。休日にはケーキを焼いたりね!
結婚は相手があってのもの。
すべてが自分の理想通りに行くとは限りません。
自分が思っている幸せと相手の思う幸せとの間にズレがあった場合、そのつどコミュニケーションをしっかりと取っていかないと、小さかったはずのズレがやがて大きなズレとなり、修復が難しくなってしまうということも起こりえます。
結婚を意識するようになったら、まずは「どうして自分は結婚したいのか」をじっくりと考えてみましょう。
そのうえで、結婚のメリットとデメリットを知ることも大切です。
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結婚にはメリットだけじゃなくデメリットもある
まずは結婚のデメリットから見ていきましょう。
親やきょうだいが関わってくる
漠然と結婚のことを考えているときは気付かないことが多いのですが、結婚とは本人たちだけではなく、両家の親やきょうだい、親戚などもひっくるめて、つながりが出来るということです。
自分たちはこうしたい、という思いがあっても、周りの意見が違っていると、そこで立ち止まる必要が出てきます。
- 2人だけで生活をしたいと思っていたのに、親が同居を望んでいる。
- 同居前提で結婚したまではいいが、夫(妻)の未婚のきょうだいも一緒に住んでいる。
- 家業は手伝わなくていいと言われていたのに、人手が足りないからと駆り出される。
- 子供は作らないと決めているのに、親が孫を催促してくる。
親せき付き合いが大変
法事や季節の行事のたびに、親せき一同集まるのが当たり前、というところだと、精神的に疲れてしまうかもしれません。
イベントが近づいてくると、体に不調を来すほどに追い詰められてしまうケースもあります。
自分の時間をなかなか確保できない
独身時代なら、好きなときに好きなことができますが、結婚してさらに子供が生まれると、自由時間はほぼなくなります。
まとまった睡眠時間すらも確保できなくなるので、肉体的にも精神的にも辛い思いをすることになります。
子供がいなくても、1人で気ままに好きな映画を見続けたり、友人たちと旅行に行くということも難しくなるでしょう。
お金は自由に使えない
家族として生活していくには、たくさんのお金が必要となってきます。
大きな買い物を独身時代と同じ感覚でやってしまうと、即家計に響いて、パートナーとの関係もこじれてしまいます。
どうしても欲しいというものがある場合、前もって相談して計画的にお金を貯める、自分のお小遣いをそちらに充てるということをしなければならず、ストレスに感じてしまうかもしれません。
慣れ親しんだ名前を変えなければならない
夫婦別姓という選択肢もありますが、多くの場合結婚によって姓名を変えることになります。
場合によっては発音しづらい名前になってしまったりということもあるので、名前を変える側としては相当な覚悟が必要になります。
結婚することのメリットは?
次は結婚のメリットについて。
好きな人と時間を共有できる
好きだと思える相手と、1つの家庭を築いていけるということは幸せなことです。
結婚をすると今まで見えなかった不満点なども見えてくるようになりますが、好きという気持ちがある限り、だいたいのことは許容できるようになってきます。
さらに子供が生まれると、妻と夫だけではなく、母親と父親という新たな役割が増えます。
子育ては命を育てるということですから、決して一筋縄でいくものではありません。
喜びよりも苦労のほうが圧倒的に多かったりします。
それでも、ふとした瞬間に子供の成長を感じることができると、育児の悩みや疲れがあっという間に吹き飛んでいってしまいます。
また、家族を守っていくという責任が生じることで、モチベーションが上がり、常に向上心を持って生活できる場合もあります。
経済的に安定する
共働き夫婦であれば、家計が倍になり生活も安定するので、気持ち的にもゆとりをもって過ごせるようになります。
旅行好きなら、年に数回家族旅行をし、楽しい思い出をたくさん作ることもできるでしょう。
また、どちらかの収入が多い場合は、一方は家庭に入るという選択肢もあり、その結果、資金面と生活面が整うというメリットもあります。
一日働いて帰ってくると、明かりが付いた我が家からおいしそうな料理の匂いが漂ってくる、ドアを開けると子供たちが喜んで「おかえりなさい!」と駆け寄ってくる、という光景は何物にも代えがたい至福のひとときですね。
困っていたり寂しいときにそばにいてくれる
独身で困ることといったら、病気をしてしまったときに頼れる相手がいないことではないでしょうか。
結婚していたら、病院に連れて行ってもらったり、消化の良い食べ物を用意してもらったり、心配してくれたりと至れり尽くせりです。
独身だとすべてを自分でやらなければいけないわけですが、ひどい病状の場合は布団に潜り込むのがやっとで、栄養も取れない、体を清潔にすることも出来ない、薬すらも手に入らないと大変な思いをしてしまいます。
また、職場で嫌な思いをしたり失敗をしてしまったときなど、家族に話すことでスーッと気持ちが軽くなることがありますが、1人だとそういうわけにもいきません。
なにもかもを自分で解決しなければいけないというのは、若い頃ならまだしも、歳を重ねていくとどんどん耐えがたいものになっていきます。
結婚する?しない?
結婚のデメリットとメリットをふまえたうえで、既婚者である私リリーから一言申し添えたいと思います。
リリー
けれど、好きな人と結婚をして子供ができたことで、私の人生の全ては家族になったわ。
大変なことや辛いこともたくさんあるけれど、今は家族と毎日過ごせることが一番の幸せよ!
もし今、あなたが結婚をしたいという気持ちになっているのであれば、なるべく早いうちに婚活を始めて下さい。
躊躇しているうちに時間はあっという間に通りすぎていってしまいます。
結婚が若ければ若いだけ有利であることは言うまでもありません。
まずは婚活の場所に一歩を踏み出すこと。
マッチングアプリやネット婚活、婚活パーティー、結婚相談所など、今日では出会おうと思えばいくらでも場所は用意されています。
それぞれに良い部分がありますが、使い方を間違えるととんでもないトラブルに巻き込まれてしまうということもあるので、まずはそれぞれの特徴を知るところから始めてみましょう。