婚活にはさまざまなスタイルがあります。
スマホで気軽に異性とのやり取りができるマッチングアプリ、趣味や季節のイベントなどでつながることができる婚活パーティー、男性も女性も結婚への本気度が高い結婚相談所、友人に異性を紹介してもらうのだって立派な婚活です。
それぞれに良い面悪い面があるので、一概にこれが良い、あれはダメとは言い切れません。
比較的簡単に出会える分、理想とはかけ離れた人物や体目的、勧誘目的の相手と遭遇する確率の高いマッチングアプリでも、運良く理想の相手と巡り会えて結婚までこぎ着けた人も多くいますし、高い年会費を払って結婚相談所に登録してもなかなか実を結ばない人もいます。
ただ、どこの婚活現場でも共通しているのは、どう妥協しても受け入れることができない「変な人」がかならずいるということ。
自分はちゃんとコミュニケーションが取れているし、気遣いもしっかりできていた、なのにどうして誰にも受け入れてもらえないのだろう…。
あなたが今そんな悩みに捕らわれているのであれば、良いきっかけです。
もしかしたら「変な女」になっていないか、もう一度自分を省みてみましょう。
婚活している変な女の特徴
変な人と思われる女性には以下のような特徴があります。
- 受け身で積極性がなく、本当に結婚したいのか分からない
- 自分の話ばかりで相手に喋らせない
- 男性のプライベートに踏み込みすぎる
- 服装や髪型のセンスが悪い
- プライドが高すぎる
受け身で消極的な女性
性格的に引っ込み思案、口下手、人付き合いが苦手で限られた人との交流がないという女性は要注意です。
当然、男性とコミュニケーションを取る機会も極端に少ないでしょうから、婚活の場でパニックに陥って相手の質問に答えるのが精一杯ということも起こるでしょう。
しかし、それが原因で沈黙が続いたり、気まずい空気が流れたりすると、一瞬で「変な女」のレッテルを貼られてしまいます。
まずは、あまり喋れないのは自分が「人見知りだから」ということを早い段階で相手に伝えることが大切です。
そうすれば、
婚活男子
という展開にもなりやすいですよね。
ただ、突然「人見知り」発言をされても相手は困惑してしまいます。
自然な流れで告白するのがよいでしょう。
たとえば、相手男性の話に受け答えをしたあとで、会話が長続きせずに沈黙が訪れてしまった時。
あなた:「会話がすごく上手ですよね」
相手:「え、そうですか?」
あなた:「はい。…私すごく人見知りで言いたいことが空回りしちゃう方なので、うらやましいです」
相手:「そんなこと初めて言われました。ボク自身、人見知りの口下手だと思っていたんで…」
あなた:「え~?そんなふうに見えないですよ」
まずは、相手をほめることがポイントとなります。
あからさまなおべっかは不快ですが、人間誰しもほめられて悪い気がする人はいません。
少し相手を持ち上げてから自分の不得意部分を告白することで、相手にもいらぬ誤解を与えずに済みますし、会話をうまくリードしていってもらえます。
自分大好きお喋り女性
自分のことを積極的にアピールできるというのは最大のメリットです。
ただ、相手のことにも興味を持って熱心に耳を傾けるということができないと、一瞬で「変な女」の仲間入りをしてしまいますよ。
よくいますよね?
相手が共通点を探そうとして「マイブームは?」と聞いた途端に、火が付いたように喋り出す人。
「マイブームは?」と聞いた相手は、自分にもマイブームを聞いてほしいんです。
なのに自分の話を延々と続けて満足してしまい、「で、次の話題は?」とすぐに切り替わってしまうのは、あまりにも失礼です。
準備していた言葉を声に載せるタイミングを失ってしまった相手の、不完全燃焼っぷりを想像してみてください。
そのモヤモヤは不満となって、あなたを「変な女」認定すること必至です。
男性のスペックを探りすぎる女性
相手が自分の希望条件に合う相手かどうか?
結婚という大きなイベントを前にしたら慎重になって当然です。
幸せになるための婚活ですから、根掘り葉掘り相手のことを聞きたくなるのも仕方のないことかもしれません。
けれど、出会って数時間で値踏みされるような態度を取られたら、相手だって引いてしまうし、早い段階で結婚相手の候補から除外したくもなるでしょう。
面接ではないのですから、上から目線で男性を吟味するのではなく、性格的に合うかどうかという結婚生活を送る上で本当に大事になっていく部分にもフォーカスを当てられるようにしましょう。
ファッションセンスがない女性
イマドキの服装を選んでいればそれなりに見えると思うのは大間違いです。
アラフォーなのに20代女子が好みそうな服を着ていたり、花柄やレースをあしらっていれば女らしさが増すと勘違いして野暮ったくなっていたり、明らかに色のチョイスが間違っていたり、体型に合っていないピッチピッチの服もしくはダボダボの服を着ていたりすると、「うわぁ~変な女がいる」となるのは火を見るよりも明らかです。
人の第一印象は見た目が55%と言われています。
どんなに人望が厚くて性格が良くても、婚活という特殊な場所では最初の印象ではじかれてしまうこともあるのです。
髪型も人の印象を決める大きなポイントとなります。
見た目の印象の7~8割はヘアスタイルで決まると言われています。
これもうなずけますよね。
どんなにイケメンでも薄毛の男性だと、顔立ちよりも頭髪のほうに意識が傾いてしまうし、せっかく美人なのに髪にハリやコシがないばかりに年よりも老けて見られる女性もいます。
相手との距離を縮めるためには、1にも2にもまずは第一印象を良くすることからです。
ここをクリアしないと、あとから印象を変えることは至難の業です。
最初が肝心と思って、ファッションスタイルもヘアスタイルも自分に合うものを選んでいくようにしましょう。
プライドが高すぎる女性
ある程度恋愛経験を重ねてきた女性にありがちなのが、プライドが邪魔をして高飛車な態度をとってしまうこと。
自分が婚活をしているということも心のどこかで許せないと思っているので、婚活パーティーや結婚相談所で活動している男性をどこか下に見ている部分があります。
しかし、これは男性側から言わせれば、
婚活男子
というお笑い草ですね。
まずは、婚活のフィールドをモテない男女が集まる場所ととらえることをやめてみましょう。
マッチングアプリや婚活パーティー、結婚相談所は結婚氷河期と言われる昨今、出会いの一形態にすぎません。
恋人いない歴=年齢という人の割合は多いかもしれませんが、長年付き合っていた恋人と別れたので出会いの場が必要になったという人もいれば、何人もと交際をしてきても当時は結婚に前向きでなく、30歳を超えてようやく婚活に真剣になったという人もいます。
男性が多い職場で仕事内容もハードな人は一般的にハイスペックと言われる人でも、婚活を始めないと出会いそのものがないということもあるでしょう。
このように、一概に婚活の現場がモテない人間の集まりだとは言い切れないのです。
変な女と思われないためには
変な女と思われてしまう人の特徴と、対策について書いてみましたが、自分で思い当たる節がある人は、すぐにでも改善することをおすすめします。
「類は友を呼ぶ」という言葉がありますが、これは単なることわざで収まるものではありません。
心理学に類似性の法則というものがあります。
似たもの同士が引かれ合う心理のことです。
なぜ似たもの同士で集まるようになるのかというと、人間には基本的欲求として認められたい、理解してほしい、否定されたくないという承認欲求があります。
その結果、自分と同じ境遇の人や性質が似通っている人同士で集まるという現象が起こります。
類似性があるので承認欲求が満たされやすいというわけです。
「自分のところにやってくる男はみんな変な人ばかり」と思うことが多すぎる場合は、一度自分自身を省みてください。
あなた自身がそういう男性を引き寄せている可能性も大いにありますよ!