美人な女性は、物心が付いたころから周りにチヤホヤされて成長します。
「かわいい」「大きくなったら絶対美人になる」「将来が楽しみ」「モテモテ人生間違いなしだね」
周りの高評価はやがてその人の人格を形成していきます。
自信家になる人もいれば高飛車になる人もいるし、ゆとりある大らかな心を形成する人もいます。
いずれにしても、幼少期から外見において人よりも優れているという認識を植え付けられることは、自己肯定感を高めることに一役かうことになるので、つらい出来事があったときの安住の砦にもなるのです。
しかし、美は残念ながら永遠に与えられるものではありません。
いつまでも「自分は選ぶ立場」という考えでいると、あっという間に自分磨きをしている努力女子に差を付けられてしまいます。
美人に生まれたことは、あくまでも付加価値にすぎません。
本当に大切なことがなんなのかを真剣に考えれば、目の前に転がった素敵なチャンスをみすみす逃すということもなくなりますよ。
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結婚できない美人の特徴
若いころからモテモテで男性に困ることのなかった美人が、結婚できずに売れ残っているということがあると、よほど性格に難があるのかと勘ぐりたくなってしまいますよね。
いったい、結婚できない美女たちにはなにが欠けているのでしょう?
- 美人という自覚が強いぶん、完璧主義に陥って好きな相手に隙を見せることができない。
- 美意識が高すぎて自分に釣り合う男性を見つけられずにいる。
- 高嶺の花感が強すぎて男性が尻込みしてしまい、観賞するだけで満足される。
- そもそも結婚願望がない。
完璧主義の美人は相手を疲弊させる
幼少期から外見のことでチヤホヤされて育つと、ちょっとしたコンプレックスも許せなくなってしまいます。
「自分のフェイスラインが気に入らない」
「もう少し鼻が高かったらよかったのに」
完璧に近づくために、美容やファッションにお金を使いまくり、満足するとまた新たなコンプレックスを見つけ出すということを繰り返し、美の追究に余念がありません。
そんな様子を端から見ている男性は、取り付く島もないという感覚に陥ってしまいます。
かりに交際できたとしても、ノーメイクの顔を絶対に見せない、砕けた様子も見せない、弱味も見せないという隙のない感じでは男性も疲れてしまいます。
結婚生活はきれい事では決して成り立ちません。
お互いのだらしない部分や弱い部分も許容して初めて安穏な生活は手に入るのです。
えり好みばかりの美人は売れ残る
美意識が高すぎる美人は「こうあるべき」という形にとらわれ、自分の理想にかなわない相手はとことん恋愛対象からはずすということをしてしまいがちです。
「私に釣り合う男性は身長180㎝の痩せ形じゃなくちゃ」
「私くらいのイイ女が低年収の男性と付き合うなんてマジでありえないから」
美貌以外にも人に誇れるものがあればまだ許せる発言ですが、中身が伴っていないのに平気でこのようなことを言ってしまう女性は、美しさで勝負できない年齢になったとき、いったいどうするのでしょう…。
きっとどこかで「気付き」があることを願うばかりです。
あまりにも完璧な美人は観賞だけで満足されてしまう
本人に自覚がなくても、そつのない美人というのはいるものです。
「かわいい」「美人」と言われて育ってもいまひとつピンときていないという希有な存在なので、変に自分の美を強調することもありません。
そのことが逆に「完璧な美人」を作り出すという結果になっているのですが、おそらく気付いていません。
あくまでも自然体、誰にでも優しく広い心を持っているので、想いを寄せてくる男性もハイスペックな人ばかり。
しかし、そんな男性をも惨めにさせるほど「完璧」すぎるため、結局は遠巻きに見つめていることで満足されてしまうのです。
なので、大半を占めるごく普通の、とりたてて何かが秀でているわけでもない男性陣に至っては、アタックするという感情すら湧いてこないのが現状です。
この手の美女は同性の友人に愛される傾向があるので、周りの女友達がヘンな虫が付かないようにと目を光らせている場合もあります。
いずれにせよ現実世界ではほとんどお目にかかれない、究極の美女です。
自分大好き美人は結婚に興味がない
ナルシストすぎる美人は自分にしか興味がないので、そもそも結婚に魅力を感じるということもありません。
男性もお金を持っている人じゃないと恋愛対象外、輝かしい職種の男性だけを狙い、自分の美しさに箔を付ける手段としています。
こういう他人に興味がない女性が結婚して家庭を築くと、家計を回すことも家事や育児をすることも、すべてが自分を苦しめる行為でしかありませんから、すぐに破綻してしまうことでしょう。
まずは自分だけじゃなく、他人を愛する力を身に付けることが先決です。
結婚できる美人の特徴
一方、自分の芯をしっかりと持っている美人は、最初から容姿で勝負するということがありません。
むしろ、外見ばかりが評価されて中身を見てもらえないことの葛藤と戦っていることも多いでしょう。
こういう女性は自分を成長させるために日々努力しており、美貌は中身を知ってもらうための手段という活用の仕方をするので、強力です。
いずれ年を重ねて美が衰えだしたとしても、「内面」で評価されてきた彼女たちは「素敵な年の取り方をしている女性」という魅力を放ち、異性だけに限らず同性の憧れも誘うことになるのです。
美しさにかまけて中身が空っぽ。そんな劣等感を隠すためにお金をかけて美を追究…。
これでは幸せな結婚はいつまでたっても手に入りません。
あくまでも謙虚に、ときには弱味も見せて、あなたの努力が誰かの勇気にもつながるという状態を作り出すことができれば、そんな魅力に惹き付けられた男性が「ダメ元」で声をかけてきてくれるということが起こるかもしれません。
「どうせ自分には釣り合わないだろうけど、彼女とどうしても一緒にいたいと願ってしまう」と思わせることができたら、あなたの進んできた道は間違っていなかったということです。
さいごに
「私はずっと美人と言われて生きてきた。そんな私がいつまで経っても結婚できないなんてありえない!」
と現状にモヤモヤしている美女のみなさん。
私がお伝えするたった1つのメッセージは以下の通りです。
男性は守ってあげたいと思える女性に惹かれる傾向があります。
あなたはきっと完璧すぎるのです。
だから、
「大切なのは『隙』を見せることですよ!」