内閣府の調査によると、2015年の35歳~39歳の女性の未婚率は23.9%(約4人に1人)、男性は35.0%(約3人に1人)だそうです。
生涯未婚率(人生で一度も結婚歴のない成人の割合)に至っては、女性の10人に1人、男性の5人に1人が一度も結婚経験なく生涯を終えるというデータがあります。
元々結婚願望のない一部の人を除き、ほとんどの男女が条件さえ整えば結婚をしたいという意思を持っているようです。
しかし、出会いそのものがなかったり、経済的に余裕がなかったりと、結婚へのハードルはなかなか高いものになっています。
こういう時代を反映するように、ここ数年婚活市場がにぎやかになってきました。
気軽に始められるマッチングアプリから、多くの出会いにつながる婚活パーティー、専任のコーディネーターがついて手取り足取りアドバイスをしてくれる結婚相談所…。
正直数が多すぎて、自分に合う婚活スタイルを選ぶのも一苦労です。
もしあなたが30歳をすぎていて真剣に結婚を考えている場合、無料や格安で始められるマッチングアプリはスルーしましょう。
婚活をうたい文句にしていても、中には一定数「遊び目的」のユーザーが紛れ込んでいます。
時間は限られています。
無駄に時間を費やすくらいなら、初めから結婚に真剣な人たちの集まる場所に身を置くべきです。
では、婚活に真剣に取り組んでいる人たちはどこで探せば良いのでしょう。
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30代は結婚相談所を婚活方法として考えてみる
真剣に物事に取り組もうとするとき、たいていの人は出費を惜しまず、短時間で自分のものにしようと努力するはずです。
たとえば英会話。
海外赴任が目前に迫っていたら、「独学で」などと悠長なことは言っていられませんよね?
学生英語止まりなのに、「無料英語アプリで空き時間を利用して」なんてことをしていたら、永遠に流暢な英語を話すことなどできないでしょう。
あまりにも効率が悪すぎますよね。
婚活でも同じことが言えます。
表向きは「婚活」でも中には「恋活」に重心が傾いている人も混じっているし、まるっきり婚活恋活とは関係がなく、なにかしらの勧誘目的や遊び目的で紛れ込んでいるユーザーもいます。
こういう人たちのために使った時間は戻ってはきません。
出費を惜しんだ結果、貴重な時間を失ってしまっていては元も子もありませんよ。
結婚という一筋縄ではいかない目的に対して何かを惜しむというやり方は、今日限りにしましょう。
では、時間を無駄にせず婚活に真剣に取り組むにはどうしたらよいのか?
おすすめするのは結婚相談所です。
結婚相談所と聞くと、高額な会費や成婚料が発生するというイメージでなんとなく尻込みしてしまう人が多いかと思います。
最後の砦感も否めませんね。
しかし、今では有名大手企業も参入してきており、値段もリーズナブルな設定になっていたりプランも自分で自由に選べたりとハードルは昔に比べてだいぶ低くなってきています。
有名なところだと、
などがあります。
ゼクシィ縁結びエージェント
ゼクシィ縁結びエージェントは、結婚情報誌『ゼクシィ』でおなじみのリクルートが運営している結婚相談所です。
特徴や評判については以下の記事にまとめているので、ぜひ目を通してみてくださいね。
パートナーエージェント
パートナーエージェントは業界最大手のIBJが構築する日本結婚相談所連盟のネットワークに加入していましたが、2016年に脱退し、コネクトシップという独自のシステムを作りました。
- ゼクシィ縁結びカウンター
- OTOCON婚活コンシェル
- エン婚活エージェント
- NOZZE
- Yahoo!婚活婚シェル
など…
結婚相談所には、
- データマッチング型
- コンサル型(仲介人型)
がありますが、パートナーエージェントはコンサル型の結婚相談所。
データマッチング型が自分で積極的にお相手探しができる人向けなのに対し、コンサル型は恋愛経験が少なく色々なアドバイスを受けながら婚活をすすめていきたい人向けです。
入会資格の1つに「EQ理論に基づいたEQアセスメントによる行動価値観の分析を行い、結婚価値観や結婚適合性をクリアした人」というものがあります。
EQ理論とは「こころの知能指数」のことで、対人関係を構築する上で必要となる共感力、共生力、受容力などのことを言います。
自分が婚活をするうえで必要なもの、不足している部分をしっかりと見つめ直すことができる診断テストで、サイト内から無料で受けることができるので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
\ ここからcheck ! /
EQ診断テスト
- コネクトシップで、より多くの人と出会える
- コンサル型で仲介人にサポートしてもらえるので、恋愛経験が少なく、婚活に不安がある人向け
- 9種の出会いのスタイルがあるので、希望通りの人を見つけやすい
- 各種証明書の提出が必須なので安全性が高い
楽天オーネット
楽天オーネットは大手通販サイトでおなじみの楽天が運営しているデータマッチング型の結婚相談所です。
全国に40支社を持っており、会員数も49,000人超(2019年)を誇っています。
地方でもアクセスしやすいのは大きなメリットですね。
さらに、成婚退会の期間も6ヶ月~13ヶ月と短く、2018年の成婚実績は5880人にのぼります。
入会前でも無料でできる結婚チャンステストがあるので、ぜひ活用してみてください。
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楽天オーネット
- データマッチング型で、自分で積極的に婚活したい人向け
- 会員数が多く、全国に40支社あるので地方でも活動しやすい
- 人数が多い分成婚率も高い
- 各種証明書の提出が必須なので安心できる
エン婚活エージェント
エン婚活エージェントは人材サービス大手のエン・ジャパンが2016年に始めたまだ新しい婚活サービスです。
圧倒的低価格で婚活できる結婚相談所で、登録料9,800円と月会費12,000円以外はかかりません。
理由は店舗を持たないオンライン結婚相談所だから。
結婚相談所なのに店舗に出向く必要がないとなると安全面やサポート体制はどうなのか?が気になるところですが、独自のオンライン講座(50本)や専任コンシェルジュのフォローもあり、各種証明書の提出も必須となっています。
店舗型の結婚相談所と比べると、なんとなく物足りない感じがしてしまうかもしれませんが、会員相互紹介プラットフォームであるコネクトシップを利用しており、毎月6名以上の紹介を約束していたり、3ヶ月以内に出会いにつながらない場合は全額返金を保証(条件あり)してくれるので、低価格で気軽に婚活を始めたい人向けです。
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エン婚活エージェント
- 店舗を持たないオンライン結婚相談所
- 圧倒的に料金が安い
- コネクトシップを利用しており、毎月6人と会える
- 3ヶ月以内に出会えない場合、全額返金保証がある
「結婚相談所を利用すれば結婚できる」ではない
アラサーは時間もお金も無駄に出来ない、だから結婚相談所を利用して婚活を始めた。なのに少しも結果が付いてこない。こっちは決して安くはないお金を払っている。結婚相談所側は顧客が満足できるように、もう少し努力すべきではないだろうか?
なかなか成果につながらないと、こういう苛立ちの感情が沸き上がってくるものです。
ネットの口コミを見ても、「仲介人が形式ばっていて、誰にでもできるようなアドバイスしかしてくれない」といった内容のものが目立ちます。
これはある程度仕方のない面もあります。
基本、仲介人は1人で複数人を担当することになります。
そうなるとどうしても1人にだけ手厚いフォローを、ということも難しいですよね。
それじゃあ、お金を払って結婚相談所を利用している意味がないじゃないか、という声が聞こえてきそうですが、まずは思考の転換をしてみましょう。
仲介人はあくまでも仲介人です。
あなたの手となり足となり共に婚活という荒波を乗り越えてくれる、というのが一番理想的かもしれませんが、たとえそうだったとして、実際に結婚をするのは誰でしょう?
常に「してもらう」という受け身の姿勢で運良く結婚までこぎ着けたとしても、おそらく長続きはしないでしょう。
なぜなら、それはあなたが本当に求めた相手ではないからです。
アドバイザーが熱心に「この人」と勧めてくれる。私はあまりピンと来なかったけれど、客観的に見て相性がいいと言ってくれるんだから、この人で決めよう。
そんなノリでトントン拍子に成婚したとしても、そこにあなたの意思はありませんよね?
それでうまくいかなくなると、
「あのアドバイザーは人の人生をなんだと思っているんだ!とんでもない相手を紹介してくれた。結婚相談所なんて入るもんじゃない」
となるわけです。
完全な責任転嫁ですよね。
自分の人生を他人にゆだねてはいけない
アドバイザーはあくまでもアドバイザー。
手取り足取りすべての面倒を見てもらおうと思うのが間違いです。
自分の人生を豊かにするのは自分自身であり、そういう思考ができる人間は、他人に対しても真剣に向き合うことができるようになります。
ギブ&テイクという言葉がありますが、テイクありきのギブは、見返りがなかったときにあなたを不穏に陥れます。
そんな感情に振り回されるくらいなら、最初からテイクなど求めずにいたほうがいいと思いませんか?
与えることが当たり前。
そういう思考が身に付くと、あなたが求めずとも、テイクは自分からやってくるようになりますよ!