「どうして自分は結婚できないのだろう?」
婚活を始めて1年、2年と経過していくと、心身共に疲れ果てて婚活うつを引き起こしてしまう人もいます。
そうならないためには「この人だ!」と思える人が現れたら、迷わず突き進んでいくことが大事です。
えり好みをしたり、もっと良い条件の人がいるかもしれないなどと考えていると、時間ばかりがいたずらに過ぎていきます。
だって、理想通りの完璧な相手なんてそうそういるものじゃありませんからね。
運良く見つけたとしても、その人に選んでもらえるくらい、あなた自身も完璧なのか?と問われたら胸を張ってうなずくことができますか?
あなたが素敵だなと思う女性は、おそらくほかの男性も同じ気持ちで見ています。
そんなライバルたちを差し置いて選んでもらえるだけの魅力があなたにあれば、婚活に何年も時間を費やすことにはならなかったはずです。
ここまで来たら、そろそろ同じスタンスでやっていてはいけないのだということに気付きましょう。
ちょっとした気の緩みが、あなたの良い部分を台無しにして「ヘンな男」に仕立て上げている可能性があります。
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婚活現場の本当に変な男性はほんの一握り
「変な人」「ヘンな男」と言っても、あきらかにおかしい人というのはごく一部です。
- なれなれしく、出会ってすぐに体の関係を結ぼうとする
- アラフィフなのに平気で20代女性を狙っている
- 自意識過剰で自分にしか興味がない
- 清潔感が0
出会って間もないのにボディタッチが多かったり、言葉巧みに車内やホテルに連れ込もうとするような男性は言語道断ですね。
このような男性は女性ばかりではなく真面目に婚活に勤しんでいる男性に対しても良い影響は与えないので、即刻態度を改めてもらうか、婚活のフィールドではなく恋活のほうで活動してほしいものです。
アラフィフなのに子供が欲しいという理由で20代女性を希望する男性というのも、明らかな変人です。
自分本位で相手のことなど少しも考えていませんね。
アラフィフと言ったら、十数年後には定年がやってきます。
まだ20代の奥さんと幼い子供たちの生活費はどうなるのでしょう?
子供たちを保育園に預けて奥さんにパートに出てもらう?
保育園難民が溢れている昨今、そうそう簡単に入れる保証はありませんし、ヘタをしたら保育料を稼ぐために奥さんがパートに出るという意味の分からない状態になってしまいます。
それに、アラフィフと言われる年齢になるまで独身ライフを謳歌してきた人間が、突然若い奥さんと子供に囲まれて「人生充実してる!」と満足できるとはどうしても思えません。
これまで自分にだけ使っていたお金は当然生活費として消えていくし、自由に使えるお金など微々たるものです。
お金がすべてとは言いませんが、お金がないと人間の心は途端に荒んでいきます。
そんな苦労は覚悟の上!どうしても自分の血のつながった子供がほしいんだ!だから若い奥さんがいい!という強固な意志があるのであれば、収入源がなくなっても最低限度の生活ができるくらいの貯金は始めておきましょう。
その上で、「年齢は関係ない」という奇特な20代女性が現れたら万々歳です。
自意識過剰でプライドが高すぎる男性というのも、婚活女子を大いに戸惑わせる変な人です。
口を開けば仕事が忙しいアピール、自分がいなければこの仕事は回らないという自慢。女性が得意分野の話を始めると、そのことについては自分のほうが知識は豊富だとばかりに話を被せてくるという不躾さ。
こういう男性は婚活の現場だけに限らず、日常生活でも敬遠したいタイプです。
どうしても相手より自分のほうが優れているとアピールしたいんですね。
この手の男性に、
「本当に優れている人間は、相手の気持ちにも寄り添える人だよ」
ということが理解出来れば良いのですが、自意識過剰な人間というのは常に不穏な状態の中にいます。
相手よりも優位な立場にいないと心穏やかでいられないのです。
おそらく幼少期から培われてきたものでしょうから、改善するのは至難の業です。
このタイプの人間は相手を激しく疲弊させます。
とても寛容な母性のかたまりのような女性が現れない限り、結婚は難しいでしょう。
最後は清潔感がゼロの男性。
せっかくイケメンだと思っていたら歯が欠けていたとか、極端に太りすぎていて大汗をかいているとか、体臭口臭がきつすぎる、肩に落ちたフケが半端ない、服がヨレヨレでシミが付いているなど、婚活における基本中の基本がなっていない男性は、典型的な変な人です。
本気で結婚したいと思うのであれば、まず歯科医院で口腔ケアをする、病院でヘアスタイルを整える、せめてぽっちゃりと言われる程度にダイエットする、というのは最低限のマナーです。
男性側からすると「大事なのは中身だろ!」と言いたくなるでしょうが、美人だと思っていた女性が笑った瞬間にヤニだらけの黄ばんだ歯をしていたらドン引きじゃないですか?
清潔感は顔のパーツとは違い、いくらでも作り上げられるものです。
「自分は不細工だからモテない」というのは単なる思い込みで、実際には清潔感が感じられないからということもあるのです。
顔の作りや体型はイマイチだけれど、髪型をしっかりと整えていて清潔感のあるおしゃれな服装をし、背筋をピンと伸ばした白い歯の男性があなたの周りにも1人や2人はいるでしょう。
実際に思い当たる人がいなくても、街中を観察していると、自分をいかに良く見せられるかを分かっているおしゃれで清潔感のある男性が歩いているはずです。
そういう人を模範にすれば、清潔感が婚活を始める上でどれだけ重要なものであるかが分かってくるはずです。
普通にしているのに「変な人」と思われないために
ここまでは、あきらかにおかしい婚活男性のお話でした。
あなたは当てはまっていませんでしたか?
当てはまっていないのであれば、高望みしていないのになかなか相手からOKしてもらえない原因がなんなのか、真剣に考えてみなければなりません。
プロフィール作成で損してない?
婚活現場はある種とても特殊です。
普通の出会いから始まる交際であれば、付き合っていく中で徐々にお互いのことを知っていきますが、婚活は最初から相手のプロフィールや趣味特技、異性の好みなどが提示されているのです。
ここで意図せずして自分を変人たらしめるアピールをしてしまう人もいます。
たとえば趣味。
無難なのは映画鑑賞や読書、カメラ、食べ歩きなど、女性と一緒でも十分楽しめる種類のものですが、これがフィギュアのコレクションやアイドルの追っかけといったオタク系のものだったり、競馬や競輪というギャンブル系のものであったりすると、女性は途端に引いてしまいます。
オタク系趣味はお金がかかるイメージが付きまとう上に、趣味に熱中するあまり自分はほったらかしにされるのではないか?という不安も出てきます。
ギャンブル系趣味は散在して生活が成り立たなくなる懸念しかありません。
自分を最大限に良くアピールするためには、女性の共感を呼ぶものや憧れを誘う種類の趣味を選ぶのがベストです。
- 映画鑑賞
- 音楽鑑賞
- 食べ歩き
- カメラ
- 楽器(ギター、ピアノなど)
- 旅行
- スポーツ(サッカー、フットサル、スノボなど)
- 山登り
- 楽器(ギター、ピアノなど)
- デザイン
- 料理
ろくに会話もしないうちから、プロフィール欄で色眼鏡で見られてしまっては元も子もありません。
まったくのウソを書くのはよくありませんが、ある程度相手に寄り添った趣味にしておくというのも、自分を効果的に見せるためには必要なことです。
唾液が飛んでいない?
せっかく誠実な会話ができているのに、やたらと唾が飛んでしまう喋り方だったり、口角泡が出ていたりすると、それだけで「ナシ」になってしまう女性は多いです。
「いい人そうなんだけど、生理的に受け付けない」というやつですね。
口呼吸で息が荒かったり、食べかたが汚いというのも、女性的にはアウトです。
呼吸は鼻でするものであって口でするものではありません。
普段は鼻呼吸をしているつもりでも、会話に熱中していると口呼吸になってしまう人は以外と多いです。
意識して直すようにしましょう。
食べかたも簡単に考えてはいけません。
頬張るように口いっぱいに食べ物を詰め込んでいませんか?
顔の雰囲気が崩れるほど口をモグモグさせている人にポジティブな感情を抱けと言われても、それは無理な話です。
男性側が「そんなことで?」と思うようなささいなことでも、女性にとっては大きな問題になる場合があるということは頭に入れておきましょう。
ファッションに気を遣ってる?
気合いを入れすぎて全身ブランドで固めるというのはよくありませんが、逆にラフすぎるのもよくありません。
一昔前に流行ったようなチェック柄のシャツにダボダボのジーンズ、もしくはチノパンというスタイルの男性をよく見かけますが、この格好をしているのは中学生かおじさんくらいのものです。
オーハーサイズの服装もいただけません。
当人にいわせるとメタボ体型もしくはヤセ体型を隠すためということなのでしょうが、逆に膨張して見えたり、貧相さが増してしまうので避けるべきでしょう。
ちゃんと自分の体のラインに合った服装を選ぶようにしてください。
身に付ける服の色も重要です。
全身黒ずくめ、あるいは真っ白といったツッコミ所満載な格好はしていませんか?
こだわりを持って身に付けているのであっても、アクセントとしての差し色は入れるべきでしょう。
変わったファッションセンスの持ち主と思われるよりも、ハイセンスだと思われたほうが得ですよ。
婚活がうまくいかない原因は案外ささいなことだったりする
今回は女性の立場から「変な人」と思われる男性の特徴を探ってみました。
これを読んで、
「そんなささいなことで男をふるいにかけるな」
と思われた男性は多いことと思います。
しかし、女性にとってはそんなささいなことが大きな引っかかりになることもあるのです。
女性すべてがそうだとは言いません。
中には喋るときに唾が飛んでいても気にならないという人もいるし、頬張るように食べる男性を小さな男の子みたいで可愛いと思う女性もいるはずです。
とはいえ、婚活は1つ1つの出会いが真剣勝負の世界。
普段寛容な女性でも、男性を厳しい目で見てしまうのはある程度仕方のないことなのです。