婚活をしている30代女性の中には、単純に出会いがないという人もいれば、男性が苦手でなかなか一歩が踏み出せないという人もいます。
このままじゃいけない、と思って婚活を始めたのに、出会う男性に対して消極的な態度しか取れないので、結局進展せず、時間ばかりがいたずらに過ぎていく…。
どうしたら異性に対する苦手意識を克服して、幸せな未来を手に入れられるだろう?
今回は、そんな悩みを抱えている女性の深層心理に迫っていきたいと思います。
結婚したいのに男性が苦手=恐怖心?
男性が苦手だと思ってしまう女性は、自分に自信が持てないタイプの人が多いです。
劣等感が強いため、異性の目に自分がどう映っているか、どう思われているかを気にしてしまい、なかなか積極的な行動をとることが出来ないのです。
また、幼少期に男子にいじめられたりからかわれたりという経験があると、それが一種のトラウマとなり、自己防衛反応として、異性に対して異常に緊張してしまうということもあります。
他にも、家庭内における父親の態度(厳しい、暴力、不潔、怠惰…)が、男性に対する苦手意識を強くしている場合も。
いずれにしても、この苦手意識を克服しないことには、恋愛にしろ婚活にしろ、最初の一歩を踏み出すことが出来ません。
では、どうすればいいのでしょう?
残念ながら、長年積み重ねられてきた男性に対するマイナスの感情を正していくのは、容易なことではありません。
冷静に立ち止まってみれば、自分を取り巻く世の中の男性が十人十色で、それぞれに良い面悪い面を持っていて、決して同一ではないことは分かるはずです。
それなのに、前進しようとするとどうしてもブレーキがかかってしまう。
そんなときは、あれこれと思い悩んでも仕方がありません。
まずは、「男性が苦手な自分」を受け入れることから始めてみましょう。
自分を認めることで次のステップにすすめる
「私が婚活を思うようにすすめられないのは、男性が苦手だから」
それを認めてしまえば、次に自分がどうすればよいのかが分かるようになってきます。
まずは紙に書き出して可視化してみましょう。
【私は男性が苦手】
〈原因〉
- 小学生の頃、男子から執拗なからかいを受けた
- 中学生の頃、男子から容姿のことでからかわれた
- 高校時代、変質者に遭遇した
- 大学時代、男性教授とソリが合わなかった
- 社会人になってから、上司にセクハラまがいの言葉をかけられた
〈結果〉
- 男は人を平気で傷付ける
- 男は美人じゃないと見向きもしない
- 男はまともそうに見えても、裏ではなにを考えているか分からない
- 男は意味もなくえこひいきをする
- 男は下品なことしか考えていない
〈結論〉
- 男は平気で人を傷付けるから、関わりを持たないようにしよう
- 男は美人が大好きだから、容姿が美しくない私はなにをしてもダメ
- 男は裏ではなにを考えているか分からない。親密になってから幻滅するのは耐えられないから、あまり深入りしないようにしよう
- 男は意味もなくえこひいきをするから、心の狭い人間には近づかない方が無難
- 下品なことを聞かされ続けるくらいなら、仕事なんてやめてやる
思考の転換
- 大人になってから私をからかっていたクラスメートとばったり出くわしたけれど、しっかりパパやってたなぁ。あの頃の感情を引きずっていつまでも停滞しているのは私だけ。いい加減、私も前進しないと!
- 中学時代、私をブスだデブだと言っていたあの男子生徒、冷静に考えてみれば、あいつだって決してイケメンではなっかったよね。むしろ中の下…。そんなやつの言葉に振り回されることの無意味感…。
- 高校生の頃に変質者に遭遇したことが原因で、しばらく男性恐怖症になっていたけれど、そんな私の恐怖心にしっかりと寄り添ってくれたのは、担任の男性教師だった。男が全部あんなだと思っていたなんて、真面目に生きている男性たちに失礼よね。
- 大学教授が私にだけ厳しいと思っていたけれど、もしかしたら、私に期待していたからかも知れない。口が悪くて、なにかと誤解を受けやすい先生だったな。
- セクハラまがいなことを平気で口にする男もいるんだと知れたことは、私の今後の人生の学びにもなっている!
漠然と感じていた男性に対する苦手意識を書き出すことで得られるのは、あらゆる角度から物事を俯瞰する広い視野です。
ずっと思い込んでいた強い負の感情も、見方を変えることで、それほどたいした問題ではなかったということに気付ける場合があります。
結婚することの意味をしっかりと考える
あなたは男性が苦手なのに、どうして結婚したいと思ったのでしょう?
理由は様々だと思います。
- 自分の両親を見ていて、家族っていいなと思った
- 友人や同級生が結婚して家庭を築いているのを見て、うらやましいと思った
- 世間から変わり者、重大な欠点があると思われているんじゃないかと思うといてもたってもいられない
- 年取った両親を安心させてやりたい
- 老後、1人でいるのは寂しい
- 子供がほしい
あなたは今、男性への苦手意識を抱きながらも、婚活を始めようと大きな一歩を踏み出しました。
結婚したいと思う気持ちに純、不純なんてありません。
どんな理由があれ、そこに幸せがあると信じているから、勇気を出して身を投じたのでしょう?
それなら、あとは流れに身を任せ、自分の出せる最善を尽くしていけばよいのではないでしょうか?
結婚したいのならまずは出会いの場に出ていこう
とにもかくにも、まずは婚活の現場に出て行くことが先決です。
今ではマッチングアプリや婚活サイトの数も多くなり、男女の出会いの敷居が以前よりも低くなってきていますが、気軽に異性と出会えるようになったぶん、トラブルや犯罪に巻き込まれるケースも多発してきています。
1つには、「出会いたい理由」が「結婚」だけに統一されていないという問題があります。
人によっては軽い出会いを求めている場合もあるし、結婚はまったく念頭になく、一夜限りの関係で済まそうとしている人もいるでしょう。
ひどい場合だと勧誘や悪徳商法で利用するユーザーも紛れ込んでいます。
細心の注意を払って利用していても、こういうケースに巻き込まれる可能性はゼロにはなりません。
男性に苦手意識を抱えていても幸せな結婚生活を手に入れたい!そう思っているあなたには正直、マッチングアプリはおすすめできません。
婚活場所を選ぶのであれば、確実に「結婚」という最終目的を持っている人だけが集まっている「結婚相談所」の活用を検討してみてください。
私がおすすめするのは、結婚情報誌『ゼクシィ』で有名なリクルートが展開する婚活相談カウンター、ゼクシィ縁結びエージェントです。
結婚相談所にも様々なサービスがあって、パートナーエージェントのように1人1人に専任の担当者が付いて婚活をサポートしてくれるタイプもありますが、自分の感性を大切にしたい、結婚相手になる人は自分で選びたいという人には、必要最小限のサポートに終始しているゼクシィ縁結びエージェントで十分かと思います。
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さいごに
私リリーも幼少期にひどいイジメを受けた経験から、なかなか男性に心を開くことができませんでした。
学生時代には、自分でも理解に苦しむほどの男性恐怖症に見舞われ、エレベーター内に男性がいるというだけでも硬直して心拍数が上がるほどでした。
10年以上経った今でもその傾向はまだ残っています。
それでも、今の夫と出会い新しい家族を得たことで、少しずつ少しずつ男性への苦手意識が薄れていきました。
今改めて考えてみると、男子から受けた嫌な経験を自分のなかで誇大解釈して、大きな恐怖のかたまりに仕立て上げていたのだなということがよく分かります。
恐怖は私の外側にあるのではなく、いつだって私の内側にあるのです。
外側にあるものはどうすることもできなくても、内側にあるものは私の一部ですから、いかようにでもできるんですよね。
そのことをしっかりと自分の中心に据えて、広い視野を持って物事を見渡せるようにすることが私の目標です。
男性への苦手意識に悩んでつらい思いをしている女性のみなさん。
一緒に恐怖に打ち勝っていきましょうね!