これは当『BAUM LIFE』管理人リリーの実体験に基づくお話です。
あれは初春のうららかな日の朝のこと。
私は行きつけの美容室におりました。
隣の席には少々傷み気味の明るい髪色の30代とおぼしき女性。
チラッと見た限りでは顔面偏差値は下の中(めいっぱい自分を棚に上げた発言で申し訳ありません)。
さらに印象を悪くするのは、美容師さんとのコミュニケーションをシャットアウトするかのごとく、スマホ画面からまったく目を離さないのです。
リリー
これが私の彼女に対する第一印象。
しかししばらくすると、私は彼女のかもし出すギャップにノックアウトされるのです。
さて、彼女はいったい何者なのか、そして私は何に出くわしたのか…。
Contents
低スペックっていったい何?
世の中、スペックが高いとか低いとか、見た目やデータで判断されたりはじかれたりということが当たり前になってきていますが、私のとなりでへアセットをしていた女性は、そんな世間の流れからまるで逆行するかのごとく、ある異質な特徴を持っていたのです。
彼女の存在を知った今となっては、
リリー
という状態で、しばらく頭が混乱しました。
さて、そろそろ本題にまいりましょう。
美声、低姿勢、エレガント…どこの誰?
私自身ヘアカットをしてもらっている最中でしたので、正面を向いたまま周りを見渡すということはできなかったのですが、しばらくすると美容室内のどこかから、とても柔らかな美声で美容師さんと話をしているお客さんの声が聞こえてきました。
リリー
しかも、その話口調には上品さが満ちあふれ、一瞬で引き込まれるような魅力がありました。
リリー
私は耳をダンボにして声の主を探しました。
すると…あれ?もしかして…。
そうです。
美声の主の正体が判明いたしました。
リリー
我が耳を疑いましたが、彼女です。美声の持ち主は彼女に違いありませんでした。
私は同性なので、男性がどう思うかまではうかがい知れませんが、かりに私が男だったらあの声に「イチコロ」でやられてしまっていましたね。
低スペック女子が自分の魅力に気付いたら、おそらく敵なし
彼女の言葉には知性が溢れ出しており、その知性を女性的な柔らかな声で色付けしていました。
さらには、知性というものは場合によっては近寄りがたい印象を与えかねませんが、それをさりげなく隠すかのような特殊な雰囲気をまとっているのです。
失礼な話ですが、私の彼女に対する第一印象は、
いい年してなんだあのコギャルみたいな金髪は。
髪傷みまくってるじゃん。あんなにスマホに顔近付けて…。大人なんだからもう少し礼儀をわきまえた方がいいんじゃない?
というものでした。
これらを一瞬で凌駕する魅力って相当の武器ですよね。
そして、私が抱いた決して良いとは言えない第一印象を、彼女が改善したとしたら…。
もうほぼ敵なしではありませんか?
自分に自信のない女性は雰囲気やしぐさで差を付ける
美容室で出くわした女性は、会話の内容を聞いた限りでは午後から誰かの結婚式があって、そのへアセットで美容室を訪れたようでした。
スマホに釘付けだったのも、もしかしたら友人や知り合いとなにかしらの打ち合わせがあったのかもしれません。
見た目や第一印象で相手を決めつけてしまうのは人間の心理上起きてしまうものですが、先入観にとらわれて一面的にしか相手を判断できないのは良い傾向とは言えませんね。
今回、私は自分の他人に対する偏見を大いに反省しましたが、これがプロフィールや顔写真データで始まる婚活の場合、警戒心も働いてかなり慎重になり、第一印象による決めつけが起こることは否定できません。
では、自分に自信のない女性が第一印象ではじかれないようにするにはどうしたらよいのか?
せっかく気になる男性とお見合いまで行ったのに、これが無駄になったらどうしよう…と不安になっている女性は、ぜひ以下のことを実践してみてください。
あごを引いて目線は上目遣いに
「目は口ほどにものを言う」という言葉があるように、人間の目ほど心理状態を如実に表現するものはありません。
それ程美人というわけじゃないのに、魅力的に感じる女性っていませんか?
よく観察すると彼女たちは目の動きを効果的に使っている場合が多いことに気付くと思います。
とくに上目遣いは瞳が大きく見えて幼い印象を与えます。
なんとなくお伺いを立てているような自信のなさも醸し出すため、上目遣いをされた男性は自分が頼られているように感じ、守ってあげたいと思うようになるのです。
ただここで気を付けなければいけないのは、まばたきです。
好意を伝えたいと思うあまり熱視線を送るのはよくありません。
適度にまばたきを繰り返し、時々そらすことをしないと、威圧的に捉えられてしまいます。
さらには眉毛の形も気にかけてみましょう。
上がり眉だとせっかくの上目遣いが逆効果になってしまいます。
婚活男子
理想的なのはアーチ状のナチュラル眉。
ただ、人によって骨格に違いがあるので、自分を印象的に見せる眉はどれかをファッションサイトなどで研究してみるといいかもしれません。
声のトーンを上げてみる
せっかく美しい容姿を持っているのに声が濁声だったり低音だったりすると、それだけで魅力に陰りが出てしまうことがあります。
ということは、容姿に自信のない女性は意識して声の調子を明るくすることで、男性に対する印象をある程度変えることができるということでもあります。
私が美容室で出会った女性もまさしくこれ。
「声美人」「モテ声」というやつですね。
それにプラスしてゆっくりと穏やかに言葉を繰り出すので、柔らかい印象を与え、思わず振り返って声の主を探したい衝動に駆られるのです。
婚活女子
リリー
口角を上げて微笑みを絶やさない
緊張すると口元がおぼつかなくなってカミカミになってしまったり、ろれつが回らず聞き返されてしまったりということがありますよね。
そうなると余計口元に力が入ってしまい、表情がぎこちなくなってしまいます。
せっかく縁があって出会ったのにどうして最初から最後まで仏頂面なんだろう?という誤解を与えかねないので、口角はつねに上げておくように心がけたいものです。
今日はすごく緊張したけれど、言いたいことはちゃんと話せたし、収穫のある1日だった♡なんて満足しているのは実はあなただけかもしれませんよ。
適度な相づちを打つ
魅力的に見える女性は、相手の話を聞くときによく相づちを打っています。
もちろん、相手の会話に被せるような頻繁な相づちはよくありません。
もっとも効果的なのは適度な相づちです。
声だけではなく、首もしっかりと動かすようにしてください。
低スペックでも魅力的な女性のまとめ
自分に自信のない女性が自分を最大限に魅力的に見せる方法をまとめてみましょう。
- 上目遣いで適度にまばたきをする
- 眉の形は優しい印象にする
- モテ声を意識する
- 微笑みを絶やさない
- 首をしっかりと動かす相づちを打つ
箇条書きにしてみるとまるで「ぶりっ子」そのものですね。
しかし、ぶりっ子と言われる女性は総じて男性受けが良いということを忘れてはいけません。
同性からぶりっ子と卑下されることが怖い?
気にしなくて結構です。
婚活で同性受けを狙ってもなんの意味もありませんからね。
婚活では、
『自分が気に入った相手を探し、いかに相手にも気に入ってもらえるか?』
ということが最重要事項です。
新たな自分を作り上げていくことは少々気恥ずかしくもあり、抵抗もあることと思います。
けれど、自分をプロデュースしていくことに慣れてくると、いつの頃からか自分に自信がついてきて、変化を楽しめるようになってきます。
相手男性に「また会いたい」と思ってもらえるその日まで、変わることを恐れずに前進あるのみです。
婚活女子
リリー
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