お金が貯まらない原因は様々です。
- 給料が少ない
- 生活スタイルが収入に見合っていない
- 浪費癖がある
給料が少ないために、住居費や光熱費、ローンなどの支払いをしたら生活費がなくなってしまう…。
こういうケースでは、食費をまかなうので精一杯で、貯金に回す余裕はなくなります。
逆に給料はそこそこもらっていても、家賃の高い賃貸に住んでいたり、高級車を乗り回していたり、ブランドの服やバッグをついつい購入してしまうというのでは、お金は消えていく一方です。
毎日お金のことで頭が痛いわ…。
お金がない不安から解放されるには、いったいどうしたらいいのでしょうか?
- お金がない不安で夜も眠れない人
- お金がない不安でメンタルが病みそうな人
- お金がない不安から開放されたい人
お金が貯まらない原因
お金が貯まらない最たる原因が、
浪費癖
です。
- 毎日外食やコンビニ食ばかり
- スマホゲームで課金しまくり
- 人気の家電をカード買い
お金、貯まるわけがありませんよね。
浪費癖はなかなかやめられないのよ…。
お金があれば不安はなくなるのか?
では、お金さえあればこれらの不安はなくなるのでしょうか?
おそらく完全に消えてなくなるということはないでしょう。
給料が増える
↓
心にゆとりができる
↓
生活の質を上げてしまう
↓
結局現状は変わらない
給料が上がると、心にゆとりが生まれます。
ここで、
「いつどうなるか分からないんだからしっかり貯蓄していこう」
と己を律することが出来ればいいのですが、大半の人は踏み込んではいけない領域に足を踏み入れてしまうのです。
これは仕方がないと言ってしまえば仕方がありません。
- 人間は快楽を欲する
- 人間は優越感に浸りたい
- 人間は自分に甘い
頑張った結果お給料がアップしたんだから、自分にご褒美をあげたい、
自分はすごいんだということを周りに誇示したい!
という風になってしまうんです。
これを巷では「お金には魔物が住んでいる」と言って、あたかもお金そのものがいけないかのような言い回しをします。
しかし、お金は生活する上でのただのツールでしかありません。
正すべきは、お金というただの道具に振り回されてしまっている私たちの心のほう。
お金があるからと使い続けて行けば、楽しいのは一瞬だけ。
すぐに「こんな贅沢をしていて大丈夫だろうか?」という不安と後悔に苛まれるはずです。
お金があればあったで、自制できずに使ってしまう自分に罪悪感を覚える。
罪悪感から解放されるには、毎月決まった額を貯金することよね。
では、誘惑に勝って貯蓄を増やせるようにするにはどうしたらよいのでしょう?
お金のない不安から開放される方法
誘惑に勝つには相当の精神力が必要になってきます。
なぜなら、
人間の脳は変化を好まないから。
未知の危険に晒されるより、現状を維持することで己を守ろうとする生存本能が働くのです。
生きていく上での楽しみがあるのに、それを我慢してまで苦しい選択をしなければいけないというのは、本能的には許容できないことなのです。
ダイエットがいい例です。
やせた先に明るい未来があると知っていても、変化を嫌う脳はそれを許しません。
やせる宣言をした矢先に我慢できずにケーキやラーメンを食べてしまったというのは、よくある話ですよね。
本能に抗うということは、とにかくエネルギーのいることなのです。
じゃあ、これからも「あればあるだけ使ってしまう」生活からは解放されないし、色々考えこんで眠れなくなる夜は続いていくの?
心配することはありません。
少し視点を変えてみましょう。
部屋を片付けてみる
甘い誘惑に真っ向から立ち向かっても、続くのはせいぜい一日二日、3日目には最初の固い決意はどこへやら。欲求のおもむくままお金を使いまくってしまった…。
きっとほとんどの人がこのルートをたどるわね。
そんなときは、何も考えずに部屋の片付けを実行してみてください。
掃除をしたりモノの配置を整えたりという小さなものではなく、部屋のモノの3分の1を処分するつもりで。
流行遅れの服、読み終わった雑誌、一度も使ったことのない食器類など、探せば不要と思われるモノがやけに多いことに気付かされるはずです。
この際なので、収納ラック等も減らしてみましょう。
ラックがあるとモノの置き場所ができてしまいます。
いずれまた増えていく危険性があるので、ラックは必要最小限に抑えるのがベスト。
片付けがお金のない不安を解消するのとどんな関係があるの?
- 捨てることの「痛み」が購買欲を抑える
- 片付いてすっきりした部屋を見ると、この状態を維持したいと思う
- キッチンが片付くと自炊しやすくなるので外食が減る
たとえば仕事から疲れて帰ってきて、これから夕食を摂らないといけないというとき。
醤油差しや、1回開封したっきり長らく使っていない調味料の瓶が所狭しと置いてあるような状態のキッチンで、料理をしようという気になれるでしょうか?
む…むりです。
使用済みの食器を洗うのにも狭すぎてストレスですよね。
一方、キッチンの上になにも置かれていないスッキリした状態であれば、疲れていても軽く料理をして、一食分の外食費を浮かせようという気にもなれます。
このように、
「散らかった部屋」と「お金の不安」
は密接につながっているのです。
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ウォーキングを日課にしてみる
お金の不安だけにとどまらず、ストレスが脳に与えるダメージは無視し続けるにはあまりにも危険なことばかり。
- 前頭葉が萎縮
- 海馬が萎縮
- ストレスホルモン(コルチゾール)が大量に分泌される
脳が委縮するとどんなことが起こるの?
前頭葉は感情、やる気、衝動をコントロールし、海馬は記憶力をつかさどっています。
この働きが阻害されると以下のような症状が出てきます。
- 意欲低下
- 感情のコントロールができなくなる
- 睡眠の質の低下
- うつ病
- 依存症
- 記憶力低下
睡眠の質が低下することで眠れない日々が続くと、今度はアミロイドβという脳に貯まるゴミをうまく排出することができなくなります。
アミロイドβは認知症とも関係が深いわよね。
ゴミを溜め込むことなく脳の健康を維持するためには、睡眠がいかに大切であるかが分かっていただけたでしょうか?
でも、改善しようにもお金が天からふってくるわけじゃないし、ストレスの元がなくならない限り何もしようがないわ。
ストレス源は多かれ少なかれ誰もが抱えているものです。
とはいえ、その影響をもろに受けてしまう人もいれば、どこ吹く風で普段と変わらない人もいますよね。
その違いは何かというと、ストレスを感じさせるホルモン、コルチゾールの分泌量が多いか少ないか。
コルチゾールの過剰な分泌を抑えることができれば、ストレスを抱えていても上手く対処することができます。
では、過剰分泌を阻止するには何をすればいいのか?
答えは、
「体を動かすこと」
また、定期的に運動することで、幸福感をもたらすエンドルフィンも分泌されるようになります。
運動するとストレスホルモンが抑えられて幸せホルモンが出てくるのね。でも、ずっと運動やってないし、続けていけるかな…。
運動と言っても激しいスポーツではなく、少し早足のウォーキング程度でも十分効果が期待できます。
そして重要なのは継続すること。
最初から長い距離を歩くのではなく、無理のない範囲から始めて徐々に距離を伸ばしていけるようになるのがいいですね。
お金の不安がなくなるわけじゃないけど、眠れなくなるほどさいなまれることもなくなるのね!
お金のない不安をなくすには行動すること
お金があったとしても、不安は様々な形でやってきて、おそらく解消されるということはないでしょう。
とはいえ、今の状態を打破して少しでも多く貯蓄することが出来たら、状況はマシになるはず。
不安がいつまでもなくならないのは、現状が変わっていないから。
であれば、ちょっとずつでもいいので今の自分を変えていきましょう。
「行動する」
難しく考える必要はありません。
出来ることからやっていけばいいのです。
- 日課になっていたコンビニ通いをやめてみる
- 外食をやめて手作り弁当を持参する
- 課金しなくても楽しめるオンラインゲームにする
コンビニやオンラインゲームは依存性が強いから、あくまでも徐々にやめていくことが大切ね。
無駄を省くことができるようになったら、次は増やすほうにシフトを変えてみましょう。
- スキルアップのための勉強をする
- 副業にチャレンジしてみる
- 思い切って報酬の高い仕事に転職する
リリー
さいごに
お金のない悩みは、どんなに親しい間柄でも相談しづらいものです。
だからといって自分の中だけで抱え込んでいると、思考が堂々巡りをして、解決どころか心身の不調を招いてしまいます。
そんなときは、専門家に話を聞いてもらうだけでも気持ちがラクになりますよ!
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夜も眠れず「やばいかも」と思ったときは、ためらわずに人に助けを求めることも選択肢に入れておきましょうね!
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