婚活を始めたばかりのころ、
「自分の人生はここからどうなっていくのだろう?」
と多少不安になりながらも、ほとんどの人は明るく幸せな結婚生活を手に入れるという期待で溢れていたはず。
ある程度、外見や学歴に自信のある人なら、「出会いの場さえあれば、結婚できるのは時間の問題」と、特に身構えることもなかったのではないでしょうか。
しかし、普通の恋愛とは違い、婚活は一筋縄ではいきません。
そもそもマッチングしなければなにも始まらないし、運良くデートにこぎ着けてもその後に続かなければまた一からやり直しです。
こういうことが続いていくと、どんどん自己肯定感が薄れていき、ひどい場合はうつを招いてしまうということにもなりかねません。
最近よく聞く言葉に「婚活疲労症候群」というものがあります。
読んで字のごとく、婚活が思うようにいかず、疲労がたまってうつに陥ってしまう状態のことです。
実際に婚活のなにが「婚活疲労症候群」の引き金になるのでしょうか。
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婚活うつになりやすいのは自分にプレッシャーをかけすぎる人
完璧主義や真面目すぎる人は、相手の反応や自分の態度をいちいちかえりみてしまい、「ああすればよかった」「こう言えばよかった」「逆にこれは言わない方がよかった」といつまでも堂々巡りをしてしまう傾向があります。
その反省を次の回に生かせればよいのですが、自分に厳しすぎるので、結局はささいなことが納得できずに同じことを繰り返します。
そうやって自分にプレッシャーをかけて成果が得られた場合はいいのですが、うまくいかないことが何度も続くと、自己肯定感が低くなり、うつ状態がひどくなってしまいます。
相手から断られ続けるストレス
パーティーやデートで知り合った相手から立て続けに断られるということが続くと、自分は誰にも相手にされないダメな人間なんだと思い込み、その思考から逃れられなくなります。
プライドが高く、若いころはモテていたという人、逆にコンプレックスが強いタイプの人は要注意です。
期限がないから不安が増す
ある程度期限が定まっていれば、
「この期間だけは一生懸命頑張ってみょう!」
とモチベーションも維持していくことが出来ます。
しかし、婚活には定まった期限がありません。
「いい相手が見付からない。けれど、どうしても結婚をあきらめられない」という人はダラダラと長引いていくし、「いい相手がいない、だから、ここら辺で潔くあきらめる」という人はそこで終わりです。
終着点が見えなかったり、努力が報われる確証のない不安が、精神を追い詰めていきます。
焦燥感と嫉妬
親や友人からの「結婚はまだ?」「誰かいい人はいないの?」という何気ない言葉が、婚活うつの原因になる場合も。
真面目に婚活をしているのに、その努力を認めてもらえない、自分になにかしらの欠陥があると思われているのかも知れない、という感情は、言われた相手が距離が近い相手であればあるだけ、ひどく心に突き刺さるものです。
友人知人からの結婚報告や、年賀状での夫婦の仲むつまじいツーショット写真、果ては出産報告なども心理的負担を大きくします。
あせりやジェラシーを抱いている自分を虚しく思ったり、冷酷な人間だと感じてしまったり、心が激しくかき乱されてしまいます。
婚活うつになっていると感じたら
婚活うつに対する対処法は1つだけです。
うつや疲労感を引き起こしている婚活から、しばらく離れてみましょう。
原因を除外しないことには、うつ状態が良くなることはありません。
とはいえ、お金も時間もたくさんつぎ込んできた。ここで全てを投げ出すことなんてできない。結婚をあきらめることなんてできないというのが本音でしょう。
それはもっともです。
アラサー、アラフォーという年代になれば時間も限られてきます。
しかし、婚活が原因で心身のバランスを崩しているのであれば、そこにしがみついて貴重な人生を苦痛に染めることに、なんの意味があるのでしょうか?
人間はときに、苦痛に耐えるために生きているように見えることがあります。
この苦しみに耐えれば楽になれる。
ここを踏ん張ればご褒美が待っている。
この痛みがいつか私の強さとなる。
こういう考え方は、ある意味とても日本人的で「耐える=美徳」ととらえられがちですが、このような忍耐論が行きすぎると、自分の限界が分からなくなってしまい、とても危険です。
逃れることは「逃げ」ではなく「退避」だと思うようにしましょう。
「疲れたら休む」というのは至極当たり前のことなのですから。
これ以上突き進んでいったら自分がダメになる。
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だから私は自分を守るためにここから逃れる。
それでも結婚はあきらめきれない
婚活女子
リリー
婚活女子
リリー
婚活で頭がいっぱいになると、今まで見えていたものが見えなくなってしまったり、聞こえていたものが聞こえなくなったしまったりということが起こります。
結婚を諦める必要はありません。
どっぷり浸かっていた体を少しだけ外に出して、自分を客観的に見つめる時間を作ってみるようにしましょう。
それだけでも心の回復につながります。
オンラインカウンセリングのすすめ
心の回復には、オンラインカウンセリングもおすすめです。
不満や不安を誰かに相談することで、今まで肩にのしかかっていた重石のようなものが取れたという経験をしたことはありませんか?
解決策を探ろうにも、心が疲弊していては視界は開けません。
誰かに援助を求めるということもときには必要なのです。
オンラインカウンセリングなら、オンライン上でカウンセリングを受けることができるので、人目を気にしたり時間を気にしたりする必要もありません。
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