時間にルーズな人にイライラしてしまうとき。一日を台無しにしないための対処法

時計

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時間にルーズな人の心理、知りたくありませんか?

この記事にやってきたあなたは、おそらくこれからも続いていくであろう「時間にルーズな人」との関係を考えて、そうとう気が重くなっていることでしょう。

残念ながら、時間にだらしない人がこの先突如として5分前行動を取るようになるということはあり得ません。

だから、イライラすることは無意味どころか、あなたの健康に悪影響を及ぼしてしまいます。

それなら時間にルーズな人がどんなことを考えているのかを知って、歩み寄るのが一番です。

リリー

無駄に消耗しちゃだめよ。

時間にルーズな人の特徴

歯車

日本人は時間に対してかなりシビアですよね。

時間を守れない大人はそれだけでマイナスのレッテルを貼られてしまいます。

どんなに人格が優れていて、どんなに優秀であっても、時間にルーズというだけですべてが台無しになってしまうのです。

みんなそれを感覚的に知っているからこそ、遅刻はできないし、約束は破れないし、延長だって気が重くなるんです。

しかし、世の中にはそんなプレッシャーをものともしない人々がいることも確か。

彼(女)らの生き様は時として、イライラしている自分の感覚が狂っているのでは?と錯覚させるほど堂々としたものです。

リリー

振り回されている自分が時々バカらしく感じたりね…。

では、時間を守らない彼(女)らの中ではいったいなにが起きているのでしょう?

ケースその1:時間を逆算できない

5分前

日本には5分前行動というものが根付いています。

これは仕事の面だけに限定されず、プライベートでも実行している人は多いですよね。

しかし、時間を守れない人の中には、この5分前行動を理解していない人もいるのです。

彼(女)らがよく口にするセリフを知っていますか?

ルーズ女子

ふぅ~。ギリギリセーフ!!

しかし実際には5~10分ほど遅れているケースがざら。

ルーズ女子

えぇ~。10分の遅刻は誤差の範囲でしょ?

彼(女)らは他人との時間よりも自分の時間を優先してしまいがちです。

許されるギリギリまで自分モードでいたいのです。

それゆえ、待ち合わせ時間から逆算した出発時刻に、プラス5分するという考えがなかなか湧いてきません。

彼(女)らの日常は常に慌ただしく、気の休まるところがありません。

時には人を待たせていることに罪悪感を持つこともあるでしょう。

しかし、その罪悪感を上まわってしまうのが、「自分の時間を極限まで確保したい」という思い。

ゆえに、彼(女)らは内心こんなふうに思っている可能性が…

ルーズ女子

私はこういう人間なんだから、周りが理解を示して当然よね。

自己中心的な考えで許容しがたいと思ってしまうかもしれませんが、ここでイライラしてしまってはいけません。

彼(女)らの時間感覚は、おそらく今後も治る見込みはありません。

不機嫌になったり指摘すること自体が無意味なのです。

であれば、ここは自分のメンタルを優先することを第一に考えてみましょう。

時間を逆算できない人への対処法
  • 待ち合わせ時刻はあえて早めに設定する
  • 相手が遅れてくることを想定して待ち時間を有効利用する方法を考える

リリー

時間を奪われると考えるよりも、このほうが精神衛生上いいわね。

ケースその2:適応能力が低い

これは心の問題と言ってもいいかもしれません。

頭の中では分かっていても、どうしても体が付いていかないのです。

仕事で毎日顔を付き合わせている相手であっても、昔からの親しい友人であっても、一晩明けると感情がすべてリセットしてしまっているのです。

だから、待ち合わせに遅れちゃいけないという気持ちがあっても、逃避行動が先に立ってしまいます。

「信頼している相手のはずなのに、どうしてこんなに気持ちが後ろ向きなんだろう?はぁ~。行きたくない。なにこの意味の分からない不快感…」

彼(女)らの現実逃避はそのまま遅刻の理由に変換されます。

  • お腹の調子が優れない
  • アラームをセットし忘れていた
  • 家のカギが見付からなかった
  • 出掛けに家族から頼み事をされてしまった etc.

リリー

別にあなたと会うことが嫌だから遅刻しているわけじゃないのよ。彼(女)ら自身が自分の中に生じている矛盾に苦しんでいるのかもしれないわ。

彼(女)らには、一応「避けられない理由があって遅刻している」という正当性があるので、遅れてきたことを指摘すると途端に不機嫌になってしまう場合があります。

せっかくの時間を嫌な気持ちで過ごさないためにも、「触らぬ神に祟りなし」精神でいることが懸命ですね。

適応能力が低い人への対処法
  • 言い訳だと分かっていても、「それがすべて」だと敢えて思うようにする

ケースその3:約束の時間をアバウトに捉えている

セールスマンと時間

以前私はツイッターでこんなつぶやきをしました。

車屋さんにしろ、引っ越し屋さんにしろ、ガス会社さんにしろ、エアコン掃除業者さんにしろ、我が家に訪問してきた人たちは、必ず到着の10分ほど前に時間確認の連絡をくれ、遅れそうなときはその旨も伝えてくれました。

だから、きっとこのときは私の先入観もあったのでしょう。

全国的に展開している大きな不動産会社の支店なのだから、当然事前連絡をくれるはずだと思い込んでしまったのです。

しかし、事前連絡はおろか、約束の時間を10分過ぎてもまったく現れる気配なし。

リリー

もしかして私が約束の日を勘違いしたのかと思って、スケジュール帳まで確認したわ。

不安と苛立ちが交叉しだした頃、ようやくインターフォンが鳴りました。

現れたのは20代前半くらいの若い男性。

入ってきた瞬間たばこの強烈な臭いがしたので、おそらくギリギリまで喫煙していたものと思われます。

リリー

不覚にも詫びの言葉を期待した私に、彼が言い放った言葉は…。

「こんにちは~!!」

たばこの匂いと爽やかな挨拶とのギャップに困惑している私をよそに、不動産屋さんはすぐさま本題に入りました。

リリー

え?約束の時間過ぎてるんだけど、それに対しては何もないの?

あまりにも自然かつ堂々とした振る舞いを前に私の頭の中はモヤモヤしたものでいっぱいに。

そして最終的に下した判断は…

「これが今の若者世代の常識なのね。私の時間感覚はもう時代遅れなのね…!!」

リリー

んなわけないんだけど、そう思わないとこの場を切り抜けることができなかったの。
補足
以前お世話になった同じ不動産会社の別の若い男性社員のかたは、約束の時間の15分前に現れて駐車場待機していたので、若い世代全体の傾向だとは決して思っていません!

一般的に考えると、約束の時間を大幅に過ぎていた場合、お詫びの一言があってもいいはずです。

しかしそれがないということは、彼の時間感覚が世間一般の感覚とは少し違っているということが考えられます。

おそらく、

約束の時間の15分前後は約束の時間とほぼ同義

ということなのだと思います。

この不動産屋さん以外にも、私の身近にこの時間感覚を持っている人がもう1人います。

彼女もやはり、「言い訳」もなければ「お詫び」もなく、「お待たせ~」と突き抜けた明るさで接してきます。

そのため、時々イライラしてしまっている自分がおかしいのではないかと思えてくるのです。

リリー

誰かがちゃんと指摘しないといけないのかもしれないわ…。
アバウトな時間感覚を持っている人への対処法
  • 思いきってその空気感に飲まれてしまう
  • ちゃんと教えてあげれば改善する可能性有り

時間にルーズな人に振り回されないために

スマホ連絡

時間にルーズな人に毎回イライラさせられたくない。すっぱりと関係を切ってしまいたい。

しかし、それができれば誰も苦労なんてしませんよね。

リリー

時間を守れないこと以外では文句なしの人…っていうパターンが多いものね。

今後も関係を続けていく以上、お互いに健全でありたいものです。

そこで提案する「時間にルーズな人に振り回されない方法」はこちら。

相手が遅刻してくるであろう時間をあらかじめ視野に入れ、事前に連絡を入れておく

たとえば、ランチの約束で11時に待ち合わせをしていたとします。

あなたを時間で悩ます相手は、今までの経験からすると必ず15分は遅れてきます。

待ち合わせ場所までは、あなたの自宅からも相手の自宅からも25分。

5分前に到着したいと考えているあなたは10:30分には家を出ます。

本来ならここで、

あなた

今から出発します!

と連絡を入れるのですが、時間にルーズな待ち合わせ相手は意図するしないにかかわらず、必ずあなたよりも後に自分の家を出発するはずです。

そこでトラップを仕掛けましょう。

あなたが連絡を入れるべき時間は10:30分ではありません。

10時15分

です!

相手は時間管理が下手なのです。

だから遅刻してしまうのです。

ということは、時間管理のできる誰かがうまくコントロールしてあげなければいけないということです。

ルーズ女子

待ち合わせの45分前に出発するだなんて、ちょっと早すぎない?でも、私が遅れたらかなりの時間待たせることになっちゃうかぁ…。よし、私も少し早めに出よう!

こう思わせることができたらしめたものです。

さいごに

スマホをいじる指

以前別の土地に住んでいた頃、私は自分を含め4人のママ友と交友を持っていました。

4人の時間感覚は以下の通り。

約束の時間ぴったりに来るタイプ
友人A 約束の時間から30分遅れたりすることがザラ
友人B 約束の時間よりだいぶ早めに来ても苦にならないタイプ
友人C 約束の時間5分前に来るタイプ

私とCさんは時間感覚は似たような感じ。

一方Bさんは約束時間の1時間前くらいに待ち合わせ場所に到着し、自分1人の時間を楽しんでいるような余裕ある女性です。

対してAさんはというと、長年夫が単身赴任中ということもあってか、時間に対してはかなりルーズでした。

30分以上遅れることが当たり前になっていたので、私たちの中では「そういうキャラ」という認識で定着していました。

Aさん本人はいつも申し訳なさそうにしています。

しかし、いつの頃からか30分以上の遅刻が15分、10分、5分と短縮されていきました。

なにがあったのかと問うたら、

Aさん

最近、Bさんがモーニングコールしてくれるの。

と少し照れたように話してくれました。

Bさんもそういうことが全然苦にならない性格だったので、むしろ世話をやけている自分を楽しんでいるようでした。

Bさん

ちゃんと起きれてよかったじゃない。今日は朝ご飯食べる時間あったんでしょ?

こういう関係もいいですよね。

彼女たちとは引っ越しで離ればなれになって8年が経とうとしていますが、未だにLINEで連絡を取り合う仲です。

時間を守ってもらえないとイライラしたり許せない気持ちになることもありますが、案外本人が一番思い悩んでいる場合もあります。

寛容な心でサポートしてあげるということも大切かもしれませんね。

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