オタク男子
リリー
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オタクが結婚できないのはなぜ?
最初に断っておきますが、オタクだから結婚できないというのは間違いです。
オタクでも普通に結婚をして子供をもうけ、幸せな家庭を築いている人はたくさんいます。
では、結婚できるオタクとできないオタクの間にはどんな差があるのでしょう?
【結婚できるオタクとは?】
- 趣味と現実生活の区別が付いている
- 包容力、経済力がある
- 身なりに気を遣っている
- 相手の価値観を尊重することができる
etc.…
【結婚できないオタクとは?】
- 現実生活をおろそかにし、趣味を優先している
- お金をすべてオタク活動につぎ込んでいる
- おしゃれや自分磨きに興味がない
- 自分の価値観を相手に押しつけてしまう
etc.…
趣味と現実生活の区別がついてない
どっぷりと趣味の世界に漬かりきっているオタクは、お金も時間もすべて趣味につぎ込んでしまう傾向があります。
仕事でお金を稼ぐのも趣味のため。
実家暮らしなのも趣味に没頭したいから。
おしゃれや体のケアも、趣味に関係ないから興味なし。
このような根っからのオタク男女が結婚を考え出したとき、いったい彼らの頭の中ではどんな変化があったのでしょう?
- 親や周りが結婚をせかす
- 将来親がいなくなったときのことを考えたら急に不安になった
- 世間体を気にした
- 一生に一度くらい結婚してもいいかなという興味本位
結婚は受け身の姿勢で成就するものではないし、ありのままの自分で勝負できる世界でもありません。
親がうるさいから、世間体があるから、老後の不安を解消するためという自分本位な姿勢で挑めば、そのやる気のなさは相手にも伝わってしまうし、また、相手の貴重な時間を奪うことにもなります。
趣味に没頭することが何にも増して優先されなければならないという人は、運よく相手に恵まれたとしても、結婚生活は早い段階で破綻してしまうことでしょう。
なぜなら、相手はオタク趣味のために衣食住を満たしてくれるだけの存在ではなく、感情を持った人間だからです。
相手の人生も受け入れて1つの家庭を築き上げていくというのが結婚です。
まずは「結婚」はなんのためにするのかをしっかりと学ぶ必要があるかもしれません。
経済力がない
上記したように、結婚できないオタクはせっかく稼いだ給与をほとんど趣味につぎ込んでしまう人が多いです。
一人暮らしをすると、家賃や光熱水費、食費、通信費を全部自分で払っていかなければならないので、実家暮らしに甘んじる人もいることでしょう。
実家なら、仕事から戻ったら親がお風呂も夕食も準備していてくれる、わずかばかりの生活費を出せばあとはうるさいことは言われない、洗濯も掃除もしてくれるし、孤独を感じることもありません。
オタクにとっては最高の生活環境です。
それを自らなげうって結婚するとなったら、今まで自分の欲望を満たすためだけに使っていたお金は、ほとんどが家族との生活費に消えていきます。
この落差に耐えられる筋金入りのオタクはいるでしょうか?
どん引きするほどおしゃれや身だしなみに無頓着
これはオタクであるかどうかに限らず、婚活ではアウトです。
相手のためにステキな時間を作るという気持ちが根底にない人は、「ありのままの自分を受け入れてほしい」という見当違いな考えを恥ずかしげもなく相手に押しつけがちです。
また、おしゃれやエチケットという観点が大幅にずれている人もいます。
まずは少しずつ自分磨きに興味を持っていくということをしていかないと、いつまでも勘違いおしゃれを脱せないし、相手にも失礼です。
価値観を押しつける
自分の趣味の世界が一番のオタクは、価値観を相手にも押しつけてしまうことがあります。
たとえば、相手の誕生日に自分の好きなアイドルやアニメのグッズをプレゼントする、デート場所は自分が行きたいオタクイベントばかり、人の話はろくに聞きもせず、自分の番になると悦に入って喋り出す…など。
自分の話ばかりで相手にまったく興味を示さない人間を、誰が結婚相手として選ぶのでしょう?
結婚できないのは分かってるよ。だから一生独身でいく…と言っているオタクに待っている現実
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結婚よりもオタク活動を優先したい。結婚したとしてもオタク活動を今までと同じ熱量で続けていきたい。結婚したら相手にも自分の趣味を理解してもらいたい…。
そんな考えから脱することができずにいる筋金入りのオタク男女に、ちょっと現実的な問題を突きつけるのが今回のテーマです。
ではさっそく本題に入りましょう。
2025年、65歳以上の認知症患者は5人に1人
認知症はもはや他人事ではありません。
2025年には、65歳以上の認知症罹患者は5人に1人になると言われています。
少しずつ自分自身を失っていく病ですから、発症したからといってすぐに深刻な状態に陥るわけではありません。
まるっきり自分も他人も分からない状態で、その後数十年を生き続けなければならないのです。
他の病気との違いは、ふとした行動が他人をも巻き込む大惨事につながってしまう恐れがあることではないでしょうか。
徘徊がある人は突然車道に飛び出して、ドライバーの人生を左右するような事故を引き起こすかもしれません。
火の始末がちゃんとできなくなったら、火事を起こして隣家を巻き込む大惨事になるかもしれません。
アクセルとブレーキの違いもあやふやなのに運転をしたら、人をはねて命を奪う危険もあります。
「結婚にはデメリットしかない、独身のほうがメリットがある」という内容で書いているサイトもよく見かけますが、核家族化が進み、個人主義が当たり前になった現代において、確かに伴侶や子供を得たからといって、老後の面倒をみてもらえるとは限りません。
老後の心配が結婚してもしなくても変わらないのであれば、独身でいたほうがいいと考える人も出てくるでしょう。
しかし、この老後の心配が認知症だったら?
他の病気なら自分の意志である程度は外部に援助を求めることができますよね。
それに引き替え、認知症は徐々に自分も他人も分からなくなり、時間の感覚や普段の習慣も侵されていきます。
あなたの変化に気付く人が誰もおらず、適切な治療も行わず、気が付いたら何も分からなくなっている。
計り知れない不安と恐怖の世界ですね。
2025年には65歳の5人に1人が認知症患者です。
自分がこの恐ろしい病気に罹患しないと言いきれますか?
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さいごに
時間を忘れて熱中できる趣味があるというのはいいことですが、そのために失ってきたものもや手に入らなかったものに、もう一度意識を傾けてみませんか?
相手を思いやることのぬくもり、自分の時間を他人に使う充足感、相手の幸せが自分の幸せになる楽しみ。
人に興味を持つのもなかなか素敵なものですよ。